最近、ボードゲームカフェという遊び場が出来るほどに、ボードゲームが人気です。
少人数でも楽しめるものが多く、時間もあっという間に過ぎてしまって、趣味がボードゲームの人もたくさんいます。
そこで今回は、ボードゲームの中でも人気の「ハゲタカのえじき」というゲームのルールや遊び方についてご紹介したいと思います。
ハゲタカのえじきのルールと遊び方
【簡単なルール】
プレイ人数:2人~6人
このゲームは、1~15までの数字が書かれたカード(数字カード)と、-5~+10までの数字とハゲタカ(ハゲタカカード)が描かれたカードを使います。
ハゲタカカードが得点となり、最終的に総得点が一番大きい人の勝ちとなります。
以上が簡単なルールです。次に詳細のルールと遊び方をご紹介します。
【詳細のルールと遊び方】
1.シャッフルされたハゲタカカード15枚をテーブルの中央に裏向きで置きます。
2.そのハゲタカカードの一番上のものを表にし、ハゲタカカードの数値を確認します。
3.その表向きのカード(の数値)を獲得するために、プレーヤーは自身の数字カードを1枚選択します。
4.各プレーヤーは選択したカードを裏向きでテーブルに置き、一斉に表にします。
5.その時、出した数字カードが一番大きな数字の人が、中央のハゲタカカードを獲得できます。(ハゲタカカードが得点)
※ハゲタカカードがマイナスの場合は、逆に一番小さい数字を出した人がとらなければなりません。
6.1~5をハゲタカカードがなくなるまで繰り返し、最終的な総得点を競い合います。
ただし、プレーヤーが出したカードの数字が一番大きいけれど、他の人と被ってしまうと、次に大きな数字カードを出した人がハゲタカカードを獲得します。
このルールがあることで心理戦となり、安易に勝つことが出来ないのです。ここがすごく面白いところです。
例えば、AさんBさんCさんでゲームしていたとします。
ハゲタカカードで「10」が出ました。
<各プレーヤーの心理>
Aさん:絶対にとりたいから15の数字カードを選択
Bさん:絶対にとりたいから15の数字カードを選択
Cさん:ほしいけど、ここで15をだしたら被りそう…
もしAさんBさんDさんが15で被ってくれたら、数字カードの一番小さい数字の1でも獲得できるかも…( ̄ー ̄)ニヤリ
Dさん:大きい数字で被る可能性もあるし、それを逆手にとって被らない大きめの数字カードで取りに来る人もいそうだなぁ…
いや、待てよ、Cさんの性格からすると、AさんBさんと自分が15で被って、棚ぼた思考で1とか出してきそうだな…仮にそれがドンピシャなら、ここは2で勝負だ!
<オープン>
Aさん:15
Bさん:15
Cさん:1
Dさん:2
Aさん、Bさんは三人の中で一番大きい数字だけれど、被ってしまったので、次に大きい数字のDさんがハゲタカカードを獲得
CさんはまんまとDさんの策に溺れ、Dさんは予想的中の2という少ない数値のカードでハゲタカカード最大値の10を獲得
このようにルールで状況を面白く設定されているので、また、各プレーヤーがさまざまな思考をするので、それを考えながらやっていくと本当におもしろいゲームです。
ハゲタカのえじきのほかにも初心者でも簡単に出来るボードゲームはたくさんあります。
実際に遊んでみると、大人でも盛り上がって楽しめるので、まだやったことがない人は、ぜひ一度ボードゲームカフェなどで遊んでみてください。