既婚の上司から「結婚は、墓場だよ!」と冗談めかしてよく言われます。本当にそうでしょうか?
また、帰省した時、小さな子どもを連れて帰ってきた姉から、
「慌てて、結婚なんかしなきゃよかった!」
なんて泣きごとを聞かされます。
結婚に対するネガティブなイメージが広がっているからかどうか、統計によると、「一度でも結婚したことがある人」の割合は、下記のようにどんどん減ってきています。
(1962年)21歳:50% 50歳:90%
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(2014年)21歳:8% 50歳:55%
ここでは、独身者が羨ましがられるのは、なぜか?どんなところが羨ましがられるのか?
そして、独身でいることのメリットデメリットについてまとめてみました。
1.独身を羨ましいと思う理由は?
1-1 時間的自由
独身の生活で羨ましいと思われることの1番目は、時間的自由です。
遅くまで残業しようが、定時に退社した後、ジムに行こうが、飲みに行こうが自由です。
配偶者の許可を取る必要がありません。
あるいは、子どもを保育所にお迎えに行く時間を気にする必要もありません。
すべての時間が自分自身のものです。
1-2 経済的自由
結婚するまでは、自分の好きなように使っていたお金ですが、小遣い制になったりします。
将来のマイホーム、子どもの教育資金などのために、貯金を強いられます。
一方、独身なら、自分のためだけに使えます。
スキルアップのために学校に行っても、大きな休みの度に、海外に行くことも自由自在です。
1-3 精神的自由
自分自身にだけ責任を持てばいいのです。
家族への義務や責任から自由です。
なにより、恋愛の自由を謳歌できます。
誰かのために我慢する、犠牲になる必要がありません。
あなたの主人は、あなたです。
2.独身でいることのメリット
前項でリストアップした独身者の羨ましいことが、すなわち独身でいることのメリットです。
また、それぞれの自由が、それぞれ別々にあるのではなく、それらが互いに融合しあうことによって、さらに自由さが倍加するところもあります。
自分自身のためだけに時間を使える時間的自由によって、仕事にまい進できます。
あるいは、ステップアップのための自己投資に、時間もお金も使うことができます。
そのことによって、さらなる経済的自由が得られます。
また、家族への責任という縛りがないため、何事につけても「挑戦」することができます。
例えば、転職したいと言ったら、「子どもや私の暮らしのことを考えて!」と配偶者から泣きつかれることもありません。
独身でなければ、挑戦や失敗はなかなか許されませんが、独身なら、自己責任で挑戦も失敗も、そしてやり直しも可能です。
3.独身でいることのデメリット
結婚している人たちや、既存の考え方に凝り固まっている方たちからは、独身でいることのデメリット、不利な点が大声で叫ばれます。
例えば、「税金を多く引かれる」「老後が心配」「周囲の目がうるさい」「子育ての経験が持てない」などいろいろ言われます。
確かに、税金は、既婚者よりたくさん差し引かれるかもしれませんが、たくさん稼いでいるのだから当たり前です。
もし、独身をあなた自身の意思で選択したのなら、自分でできる準備をしておけば、外野のヤジに耳を傾ける必要はありません。
今の時代、結婚して子どもがいるからと言って、必ずしも老後が安泰かどうかはわかりません。
また、独身が多数派を占める現在、周囲の目なんて気になりません。
もし、本当は、結婚したいのに、いろいろな事情で独身でいるのなら、かたくなにならないで、出会いを求めてみてもいいでしょう。
今や、いろんな出会いの方法がありますよ。結婚もなかなかいいものです。
まとめ
独身でいることの羨ましいことや、メリットデメリットをまとめました。
独身でいることを推薦しているわけではありません。
もちろん、国の未来を考えると、シングルばかりが増えることは心配ですからね。
でも、私たちは、幸いなことに自由の国に生きています。
独身でいることも、結婚することも、離婚することも、自分の意志で決められます!あなたの希望通りに生きてください。