仕事をしていると、さっきまで忙しくなかったのに、急に多くの仕事が舞い込んで、てんてこまいになってしまった経験はありませんか?
それを解決するのが、処理スピードです。
日頃から、この習慣をつければ、急に仕事がたくさん来ても、焦らず、正確に処理することが出来るでしょう。
そこで今回は、仕事のスピードをアップさせる方法をご紹介しようと思いますので
「自分って要領が悪いな…」
と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。すぐに実践できます。
1.一目置かれる!仕事をスピード感をもって処理する方法
1-1.報告が必要な業務は80%の出来で、一度提出する
仕事をしていると、上司や先輩などから
「さっきの件どうなってる?順調?わからないとこあるなら先に言ってね」
などと催促を受けることも多いのではないでしょうか?
この時、仕事が遅かったり、他のことをやっていて全然手をつけられていない場合、
「あ~やべー、その件、全然見れてないや…てか、先輩、定時で帰るとか、ぜって~間に合わないじゃん(苦笑)」
などと焦って、今取り掛かっている仕事でミスしてしまった経験がある方も多いと思います。
そんな時に実践していただきたいのが、「80%の出来で一度報告、提出する」という処理方法です。
真面目に仕事をしている方からすると、
「中途半端な仕事で提出とか考えられないわ」
と思ってしまうかもしれません。すべての仕事を真面目に100%の出来で処理出来る方はそれでいいと思います。
しかし、仕事というものは、流動性があり、状況次第で変化が付きまとうものでもあります。
状況が変わってしまった時に、
「よしっ!完璧な出来だ、すぐに報告しよう!」
と報告に行ったはいいものの、上司から
「あっ、これ、さっきの打ち合わせで、ここのところ変更になったんだった、先言えばよかったね」
と、出来上がった後に、急な変更があったことを知らされることもあり得ます。
それを未然に防ぐためにも、完璧な状態で見せるのではなく、80%ほどの出来で、再確認を含めて、提出(報告)するのがいいと思います。
たとえ、80%の出来であったとしても、上司や先輩からは
「お、仕事早いな!」
といい印象を与えることが出来ますし、作成したものに不十分な点があった場合は、そこで気づくことが出来ます。
組織の中で働くうえで、大事なことは、連携して仕事を進めていくことです。
それを重視しつつ、仕事にスピード感を持たせることが出来るのが、この「80%で出来で一度報告、提出する」処理の仕方です。
すぐに実践可能なので、今日からやってみるといいと思います。
最初は出来なくても、意識していくと、自然と出来るようになるので、それまでは意識して頑張ってみてください。
1-2.適度に休憩をはさんで、短時間で集中して取り組む
人間が集中して物事に取り組むことが出来る時間は、15分が限界だといわれているのを聞いたことはありますでしょうか。
たった15分だけ?とびっくりされた方もいると思います。
そうなんです、人間は15分は集中力が持続できるのですが、そのあとは集中して物事に取り組めないという性質があります。
「たった15分しか持たないなら、正確でスピード感ある仕事なんてできなくない?」
と思う方も多くいらっしゃると思います。
実は、この15分というのは、仕事において考えると、かなりうまく使うことが出来るのです。
<15分しか持たない集中力のメリット>
1.長時間だらだらと仕事に取り組まないので、疲れを感じにくい
2.15分は短いので、不完全燃焼感が残り、早く続きをやりたいと感じる
上記、2つのメリットを活用すると、仕事でよりよいパフォーマンスを発揮できるでしょう。
いつ終わるのか、先の見えない仕事が舞い込んだ場合、
「こんな仕事、重すぎて、絶対終わらない…」
と心の中でネガティブな言葉を嘆いてしまうことがあると思います。
それは、我慢して仕事をする、というネガティブな意識があることが原因の一つに思います。
しかし、15分の集中力をつかえば、
「とりあえず、15分でおわるとこまでやってみよう!」
・・・(15分後)・・・
「あー集中したから疲れたな、あれっ?もう15分か、一度休もう・・・(休憩中)・・・あぁさっきのとこ、こうすればもっと良くなるなぁ、忘れないうちにやっておこう!」
というメリットを存分に活用すること出来ます。
結果的に、長時間だらだらと行うより、短時間で区切りながら行う方が、仕事の出来もよく、短時間で処理することが出来るのです。
まとめ
仕事のスピードを上げる方法は、とても簡単なことだと感じた方も多くいるのではないでしょうか。
向き合い方ひとつで、スピードは段違いにアップするものです。
今回ご紹介した方法を使って、さっそく今日から試してみると、あなたの周りからの評価が変わるかもしれません。
「あの人、休憩ばかりしているのに、仕事はすごい早いよね~」
そんな余裕ある人間になり、仕事だけでなく、人柄としての評価も高まるといいですね。